アニメの世界観がすばらしく、大尊敬するプロダクション I.Gさんとご一緒できたのは　とても嬉しい時間でした。オープニングは、りんちゃんの大好きなモノで世界ができてます。彼女の頭の中の世界。たくさんのモノが散りばめられ、時はくるくる巡るのです。そして、季節の変化と共に、ゆっくりと育っていくという小さな香る時間を描いてみました。絵は、大塚いちおさん。監督は、泰永優子さん。うさぎドロップのりんちゃんの見える世界のオルゴールのような感覚でお楽しみください。

森本千絵（もりもと・ちえ）− コミュニケーションディレクター・アートディレクター

1976年生まれ。武蔵野美術大学卒業後、博報堂に入社。2006年に史上最年少でADC会員となる。2007年に独立し、株式会社goen゜を設立。goen°とは「出逢いを発明する。夢をカタチにし、人をつなげていく。」という願いを込めて命名。広告、音楽や映画のアートワーク、空間デザインなど、人の縁で発生するあらゆることを企画し、デザインする。代表的な仕事にサントリー缶コーヒー「BOSSシルキ—ブラック」のCMや、Mr.Childrenなどのアートワーク、NHK『江』や『てっぱん』などのタイトルや宣伝美術など。各地方でのコミュニケーションデザイン活動として2012年に完成予定の隈研吾氏による「シティホールプラザ　アオーレ長岡」のサイン計画や空間デザイン、北九州到津の森公園での「どうぶつgoen°」プロジェクトなど。初の作品集『うたう作品集』（誠文堂新光社）を５月に発刊。

劇団イヌカレーは２白犬。と泥犬からなる映像作家ユニット。坂本真綾「ユニバース」PV映像監督、「さよなら絶望先生」OP他、、「魔法少女まどか☆マギカ」では魔女、異空間デザインなどを担当した。独特な世界観を持つ映像は、多くの注目を集める。